香川国際ボランティアセンターは、SDGsの目標達成と持続可能な社会の実現に向けた活動を行っています。
SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の頭文字を取ったもので、2015年9月に開催された国連サミットにおいて採択された2030年までの国際目標です。貧困、飢餓、健康、教育、ジェンダー、水と衛生、産業、平等、環境など17の目標と、その各目標をさらに細分化した169のターゲットから成ります。
香川国際ボランティアセンター(KVC)のSDGs実現に向けた活動をご紹介します。
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ラオスの学校建設等人材育成
ラオスが貧困から脱出するためには、教育の力、つまり「人づくり」が重要であり、当法人は発足以来、小学校建設や教科書寄贈、文房具寄贈を行うとともに、香川県内で不要となった子供服やスポーツ用品等を集め、ラオスの貧しい山間部の子供たちに届けています。
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香川の若者の人材育成
香川の明日を担う若者を育成するために、香川の高校生や教員を対象に、途上国の現状や国際協力の在り方を理解してもらう「かがわ国際ボランティア未来塾」事業を実施しており、2003年以来100名以上の高校生をラオスに派遣しています。
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ラオスの不発弾処理
ラオス国内の内戦時に300万トンもの爆弾が投下されたと言われており、その多くが今も不発弾としてラオスの地中に埋まっている。撤去活動が行われているが、ラオスから不発弾が無くなるのは、現状ペースでは数百年先とも言われている。香川国際ボランティアセンターでは、一日でも早く平穏な日々がラオスに来るよう、ラオスの不発弾処理活動を支援しています。
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フェアトレード
ラオスの村の女性が織る優れたデザインの絹織物や民芸品を適正価格で仕入れ、香川でのバザー活動により販売し、その収益をラオスの子供たちの教育支援に充てるなど、資金の循環を行っています。